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夫のイライラの理由は男の更年期?なんで男性にも更年期はあるの?
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何度もいうようだが、更年期の年齢になったら、たとえ「だるい」といった些細(!?)な症状でも長引く場合は、病院へ行こう!

更年期に当たる年齢は糖尿病、高血圧症といった生活習慣病をはじめ、さまざまな病気を発症しやすい年代です。それらの病気による疲労感や倦怠感、だるさである可能性もあります。つまり、他に病気がないこと、または他の病気の治療による作用である可能性が少ないことが、更年期障害と診断される前提です。

が、ここでひとつ問題が発生する。私たち女性の場合は好き嫌いは別にして婦人科があるので、ひとまず何でもこの科を受診できる。
が、男性の場合は…。「だるい」だけで、どの科を受診すれば良い?。また、男性の更年期障害について否定的(存在を認めていない)な見方をする病院や医師もまだまだ存在するようだ。

方法は大きくは、ふたつです。
まず、「だるい」「疲れが取れない」といった場合は、心療内科もしくは内科へ。そこでさまざまな検査を受け、どこにも異常や病気がないことを確かめてもらう。その上で、まだ「だるい」などの症状があるなら、今度は心療内科もしくは神経精神科を受診する。事前に電話などで男性の更年期障害についても扱っているか問い合わせたり、かかりつけの医師に紹介してもらうのもGOOD。

次に、「尿の出が悪い」「性欲はあるのに勃起が維持できない」といった場合は、泌尿器科。ちなみにこの年齢の男性が発症しやすい病気のひとつに、精液がつくられる部位の病気・前立腺肥大があります。50代の男性なら3~4人に1人はその兆候があるといわれるほど多い病気で、症状としては夜間に何度もおしっこに起きる、残尿感があるなどが見られる。これも早期ならクスリで直せるが、症状が進むと手術が必要です。

まずは病院へ行くことから。
無理や我慢は禁物!!

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男女では、更年期障害によって出てくる症状も違う。一般に、更年期障害の症状の出方や強弱の個人差は、ホルモンの減少という身体的要因に、ストレスなどの心理的な要因、さらに子供の親離れや老親の介護といった環境的要因の3つが複雑に絡み合って生まれると言われています。

男性の場合は特に心理的要因と環境的要因の影響が大きいと言われ、症状でも疲労感や抑うつ、不眠などが目立つ傾向にあります。

また、ハンガリーのデータで、更年期障害の人の顕著な特長として、女性は約99%の人が月経異常を、男性は約75%の人が性欲減退を訴えるとされ、男性の場合は性欲の減退が更年期障害のひとつのサインとも言われています。

更年期障害の症状【男性】
1 ・神経質(主観的) 
2 ・疲労 
3 ・不眠 
4 ・興奮状態
5・ 抑うつ状態 
6 ・背頸部痛 
7 ・頭痛 
8 ・のぼせ 
9 ・頻脈、心悸亢進 
10 ・記憶力・集中力減退 
11 ・めまい 
12 ・便秘
13 ・漠然痛 
14 ・神経症 
15・ 視野暗点 
16 ・知覚異常 
17・ 寒気  
性欲減退 75%・ED(勃起不全) 50% 

更年期障害の症状【女性】
1 ・ 神経質(主観的)
2 ・のぼせ
3 ・興奮状態
4 ・疲労
5 ・抑うつ状態
6 ・便秘
7 ・漠然痛
8 ・頻脈、心悸亢進
9 ・めまい
10 ・ 記憶力・集中力減退
11 ・不眠
12 ・ 頭痛
13 ・神経症
14 ・背頸部痛
15 ・ 視野暗点
16 ・知覚異常
17 ・寒気
月経異常 99%・無月経 58% 

 出典:「更年期障害 これで安心 新しい治療と生活ガイド」 ホーム・メディカ安心ガイド 小学館 
 

では男の更年期はどんな症状がでるのでしょうか?

男の更年期の症状も女性と同じ様に、動悸・頭痛・発汗・ホテリ・のぼせ・手足のしびれなどが現れます。
倦怠感や無気力・不眠・うつなどの全身症状や精神症状のほか、自律神経失調症状も加わります。

男の更年期症状
①血管運動神経症状 「ホテリ・のぼせ・冷え・動悸」
②精神神経症状 「不眠・頭痛・めまい・耳鳴り・不安・呼吸困難・不安」
③知覚異常症状 「しびれ・知覚鈍麻」
④運動器官症状 「肩こり・筋肉痛・関節痛」
⑤皮膚・分泌系症状 「発汗・口内乾燥」
⑥消化器症状 「食用不振・便秘・腹痛」
⑦全身症状 「倦怠感」
⑧泌尿器系症状 「頻尿・残尿感・尿の勢いの低下」
⑨性機能症状 「性欲低下・朝立ちの減少・ED(勃起不全)」


男性の場合、身体に影響が出るより先に、神経的な部分に症状があらわれる傾向があるようです。
性欲の減退、またはED(勃起不全)となる割合が高く、男性はこうした症状が出てはじめて病院へ行くケースが多いようです。
ストレスも比重が高まる年代なので、不眠や疲れといった体調の不良は我慢し続けているということ。

■更年期障害 主な目安
 1・年齢が40代後半から50代前半である
 
 2・自覚症状のみで、検査をしても病気が発見されない
 
 3・頭痛や顔のほてりなど複数の症状がある
 
 4・天候や生活環境などに影響されやすく、日によって症状の出方が違う
 
 5・血中のホルモン量(テストステロン)が減少している 

といったところです。

くれぐれも、更年期だからと勝手に思い込まずに、病院へ行きましょう!!

男の更年期年齢は40~60歳と言われており、この時期はさまざまな自律神経失調症や神経症状が現れます。男性には、女性の閉経による心身の変調と直接結びつくような兆候がないので、性欲減退やED(勃起不全)だけが男性更年期のサインと捉えられがちです。

しかし、男性更年期の症状は、疲労感、うつ状態、のぼせ、多汗をはじめ様々であり、さらに血液中のコレステロール値の増加や、糖尿病、高血圧、動脈硬化、排尿状態にも悪影響を及ぼしていることが最近明らかになってるそうです。

男性更年期障害の原因は、血液中の男性ホルモン低下により、ホルモン環境の異常が基盤にあり、これに社会的・心理的なストレスが加わって症状が現れたり、長引かせたりします。

したがって、女性の更年期ではほとんどの方が症状を自覚するのと異なり、男性の場合は40歳で症状が出ることがある一方で、80歳でも何の症状も自覚されない方もいます。

男性更年期症状の治療は、男性ホルモン補充療法により70~80%は改善します。効果がない場合は心療内科等におけるカウンセリングなどでほとんど改善し、また、鍼灸,ヨガをはじめとする代替療法も効果があると言われてます。

ちなみに
日本産科婦人科学会の報告によると、日本人女性の 
「平均閉経年齢は49.47歳 」
50%閉経年齢は50.54歳・10%閉経年齢は45.34歳・90%閉経年齢は56.34歳
だそうです。
多くの女性で40代に更年期症状が一時的に強く現れるのは閉経前のホルモンの濃度の変動によるものだそうです。

更年期かなと頭をよぎったら

次の10の問いについて、チェックしてみてください。

1)性欲(セックスをしたいという気持ち)の低下がありますか?

2)元気がなくなってきましたか?

3)体力あるいは持続力の低下がありますか?

4)身長が低くなりましたか?

5)「日々の愉しみ」が少なくなったと感じていますか?

6)物悲しい気分・怒りっぽいですか?

7)勃起力は弱くなりましたか?

8)最近、運動をする能力が低下したと感じていますか?

9)夕食後うたた寝をすることがありますか?

10)最近、仕事の能力が低下したと感じていますか?

このチェックリストは、泌尿器科の外来で使われているものです(米国・セントルイス大学のモーリー医学博士が作成、札幌医科大学医学部泌尿器科の訳による)。


上記のうち、問1)あるいは問7)が「はい」の場合、あるいは、それ以外の8問中3問が「はい」の場合、男性更年期障害の疑いがあるそうです。

泌尿器外来では、このチェックリストの結果、更年期障害の疑いがあれば、血液検査やカウンセリングなどを行ったうえで、診断を確定するそうです。

ただし、上のチェックリストで男の更年期の可能性があっても、この年齢は他にもいろいろな病気の可能性がありますので、体調が思わしくない場合は、早めに病院で診察&検査を受けましょう。

検査結果にどこも異常がなければ、更年期を疑いましょう!!

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